流体力学研究室ってどんなところなの?


流体力学研究室では,音速を超えるような速い流れ(超音速流れ)から,航空機・自動車周りの流れ,さらには人が歩く程度の遅い流れや様々な大きさの渦が混在する乱れた流れ(乱流)に至るまで,「流れ(流体力学)」というものに関係する様々な物理現象とその工学的な応用を広く研究しています.

現在取り扱っている流れの対象としては,例えば以下のようなものがあります.
 ・ 惑星大気突入飛翔体周りの流れ (音速をはるかに超える速度で突入する)
 ・ 航空機周りの流れ (民間航空機は音速に近い速度で飛んでいる)
 ・ 自動車周りの流れ (音速に比べるとかなり遅い)
当研究室では,これらの研究を行うために必要な幾つかの実験装置を独自に保有しており,また大型の風洞装置のような大学の共用実験施設を利用することもできます.さらに,上記のような種々の複雑な流れをコンピュータ上で計算し予測するための数値解析技術の研究も精力的に進めており,流体力学に興味を持たれている方であれば,どなたでも適切な研究テーマを見つけ出し有意義な研究生活を送ることができると思います.(もちろん相応の勉強と努力は必要でしょうが...)

このような環境のもと,私たち教員・学生一同は世の中の役に立つような研究成果を創出すべく,毎日わいわいがやがやと議論しながら楽しく過ごしています.あなたも仲間に加わって,私たちと一緒に頑張って人類の知的財産の創出に貢献してみませんか?(以下のサンプル図を見て何かしら興味を持たれた方は,左上の「研究紹介」でさらに各項目の詳細な説明がご覧頂けます.)