九州大学 専攻ロゴ 航空宇宙工学部門 九州大学

風洞施設

はじめに

(c) mattei - Fotolia.com 風洞は人工的に風をつくる装置です。航空・自動車・鉄道関係で機体・車体・車両模型まわりの流れを調べるのに使われたり、建築・都市・環境工学関係で都市部模型や山岳模型、ビル模型まわりの流れを調べるのに使われたりします。

 九州大学伊都キャンパス内には、風速60m/s(時速約200km)までの"低速"の風を作ることのできる低騒音風洞と、マッハ数3.5(音速の3.5倍、時速約4,000km)までの風を作ることのできる超音速風洞、そしてマッハ数1前後の流れをつくることのできる遷音速風洞があります。

低騒音風洞(EN60棟内)

(学内写真) EN60外観 低騒音風洞は2つの測定部を有します。このうち第1測定部は測定部全体が無響室となっており、流体騒音の測定に適した設備となっています。



高速風洞(EN70棟内)

(学内写真) EN70外観 高速風洞設備には超音速風洞遷音速風洞とが含まれます。このうち超音速風洞では気流総温を300℃まで加熱することができます。



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